2019年 ザ・ノーザントラスト

ウッズは故障で第2R前に棄権 最終戦出場に黄信号

2019/08/10 06:06
ウッズは故障で棄権を余儀なくされた※撮影は2019年「全英オープン」

◇米国男子◇ザ・ノーザントラスト 2日目(9日)◇リバティーナショナルGC(ニュージャージー州)◇7370yd(パー71)

腰痛を抱えるタイガー・ウッズが、第2ラウンドのスタート前に棄権した。4オーバー116位から巻き返しを求められた中、午前中にツアーを通じて「わき腹に張りがあり、痛みと硬さが出た。棄権しなくてはいけない。金曜日の朝に治療を試みたが、残念ながらプレーできる状態にない」とコメントを発表した。

ウッズは今週、開幕2日前にコースで9ホールの練習ラウンドを行ったが、翌日のプロアマ戦は途中から腰の張りを理由にショットを打たず、アプローチとパットだけでゲストと18ホールを回った。患部について「いつもと比べて硬い日がある」と説明し、日替わりで状態が変わることを強調していた。

28位のフェデックスカップポイントランキングは今大会終了後に後退することが決定的。次週のプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」(イリノイ州メダイナCC)を終え、上位30位を確保しなければ、前年5年ぶりのツアー優勝を飾った最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)への出場がかなわず、シーズンが終了する。

コメントでは「ニュージャージーとニューヨークのファンのサポートに感謝したい。現段階では来週のBMW選手権に出場したいと思っている」と続けた。(ニュージャージー州ジャージーシティ/桂川洋一)

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