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2019年 ザ・ノーザントラスト
期間:08/08〜08/11 場所:リバティーナショナルGC(ニュージャージー州)

6打差発進の松山英樹「タラタラしないように頑張りたい」

◇米国男子◇ザ・ノーザントラスト 初日(8日)◇リバティーナショナルGC(ニュージャージー州)◇7370yd(パー71)

松山英樹はプレーオフシリーズの初戦を33位で滑り出した。5バーディ、2ボギーの「68」で回り、3アンダーは単独トップのトロイ・メリットに6打差。パットを決めきれず、上位発進を逃したものの、ガマンのプレーで第1ラウンドを乗り切った。盛り返しへの意気込みに、“シンデレラブーム”にも乗っかった。

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ポイントランキング30位でレギュラーシーズンを終えた松山にとって、今大会と次週の第2戦「BMW選手権」(イリノイ州メダイナCC)は、30人が出場の最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)出場をかけた重要な連戦。この日は午前中に多くをプレーした選手が、穏やかなコンディションを活かしてバーディ合戦を展開した。

午後1時前のティオフとなった松山は序盤12番から3連続バーディを決めた直後、15番で1Wショットを右サイドのペナルティーエリアに入れた。ドロップ後の3打目をグリーン手前に運んでなんとか4オンさせたが、「ティショットに1回くらいはミスがある」と冷静に1パットでボギーを拾った。

「中盤以降はなかなか思うようにいかなかった」とパーを並べて後半アウトに突入すると、風がいっそう強くなった。自由の女神を望む海沿いのコースとあって、チャンスをなかなかつくれないホールが続いた。いずれも終盤のパー5である6番と8番でバーディを奪い、出遅れを免れた。

この日はストローク・ゲインド・パッティングが「-0.405」(全体70位)とグリーンでのプレーがネックになった。「良いパットをしたところでカップに蹴られたり、ひとすじ違ったり、そういう流れなので」と、ここ数試合の傾向を寸断できなかった。「それでもね、もっとそういう回数を増やせばいつかは入ってくれる。そうなるように練習するだけです」。好発進を逃した悔しさを押し殺し、いまはポジティブな姿勢を前面に出す。

午前スタートの2日目は、ロースコアが是が非でも欲しい。力強い言葉を求められ、「タラタラしないように頑張りたいと思う」とニヤリとした。「AIG全英女子オープン」でメジャー制覇を遂げた渋野日向子がラウンド中に口にして、一躍注目されたスナック『タラタラしてんじゃね~よ』(よっちゃん食品工業)を意識してのことに違いない…。松山の“もぐもぐタイム”はこの日、例によって早藤将太キャディお手製のおにぎりだったが、話題を取られてばかりではいられない。(ニュージャージー州ジャージーシティ/桂川洋一)

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