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片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権
期間:09/12~09/14  場所:葛城ゴルフ倶楽部

片山晋呉は運営初参加 準備に追われ「勉強になります」

2014/09/11 19:37

12日(金)に大会初日を迎える「片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権」の前日、出場32選手全員が出場したプロアマ戦が行われた。ホストプロの片山晋呉は、主催のネスレ日本株式会社の高岡浩三社長とラウンドし「やっと、ここ(開催)まで来ましたね」と固い握手を交わした。

ラウンドを終えた片山は「まだまだ、やることはありますが、無事に試合が終わることを祈っています」と、初めて自身の名前を掲げた大会で、責任感を果たすべく裏方としても奔走する。

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これまでツアー27勝を果たし永久シード権を獲得している片山は、スポンサー契約などでホストプロとして出場した試合は多いが、運営から携わるのは初めて。

「たとえば、ギャラリーのためのローピングをするかしないかとかね。入場料を取ったら、ローピングをしなければならない。でも、アマチュアの試合とか入場料を取らない試合はローピングがいらないとか。試合をするのに実際、どのくらいお金がかかるとか。勉強になりますよ」

同時に「もっと男子の試合を面白くしたいから」と、この日のプロアマでは、キャディの頭部にCCDカメラを装着、ラジコンヘリも飛ばし、キャディ目線での映像のライブ配信や、選手のスイングの空中撮影を、今後の試合で実践できるかどうか実験も行った。

「ラジコンはさすがにモーター音が気にはなるけど、面白い絵が撮れたんじゃないかな。今までにないことを試すのも、自分の試合だからできる」。ゴルフの練習方法でも、他の選手が考えないような器具を用いるアイデアマンは、ファン獲得の方策にも意欲的に声を上げる。

自身の体調は「良いとは言えないよね」と、先週は途中棄権となった腰痛が完治していないことを明かす。「今日はなんとか18ホールもったけど、明日はどうなるか・・・」。今週は選手というよりも、大会を成功させることで頭はいっぱいだ。(静岡県袋井市/本橋英治)

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