2019年 全米女子オープン

日本より広くて簡単? 初出場の勝みなみが決勝へ

2019/06/01 10:16
大会初出場の勝みなみが健闘中!

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 2日目(31日)◇カントリークラブ・オブ・チャールストン(サウスカロライナ州)◇6535yd(パー71)

海外メジャー初挑戦となる勝みなみは初日「72」、2日目「70」の通算イーブンパーとして、暫定ながら首位に6打差の23位で決勝ラウンド進出を確実にした。

「最後(18番)のセカンドを打った時点で『0だったら通るかな』って思った。それまで、全然カットラインとか考えていなくて…。えっ、(カットラインは)いくつなんですか?」

自分のできること、目の前の一打に集中することが、すでに“素”になりつつある。「今、ここ、自分」がキーワード。「前までは周りを気にしていたけど、最近は自分のことしか考えなくて。それもどうかなと思うんですけどね」と明るく笑った。

2日目は前半を2オーバーとしたが、後半に10mほどのロングパットを2回沈めて、3バーディで巻き返した。「ショットも良くて、パーオン率も良かったので、パターで2パットっていう安定したゴルフができました」と余裕の笑顔。「やっているゴルフは日本と変わらない。むしろこっちの方が広いので『振れー』みたいな」と、海外メジャーのプレッシャーすら感じていない。

「日本もいま、初日、2日目のピンポジションがすごく難しくなっていて。だから、あまり変わらないですね。気持ち良く振れます」という。

自分のゴルフを続けて、周囲はまったく気にしない。「全米女子オープン」初出場という形容詞すら、勝にとってはほとんど意味がないようだ。(サウスカロライナ州チャールストン/今岡涼太)

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