大会ノーボギーは連続108ホールで途絶えたが…畑岡奈紗は昨年の雪辱へ
2019/05/26 11:08
◇米国女子◇ピュアシルク選手権 3日目(25日)◇キングスミルリゾート(バージニア州)◇6445yd(パー71)
キングスミルリゾートで一昨年から続いていたノーボギーの連続記録は、108ホールで途絶えた。109ホール目となった後半14番で、畑岡奈紗はラフからの2打目をガードバンカーに入れた。これを寄せきれず、今週初のボギーを喫した。
それでも、この日は1イーグル5バーディ、1ボギーの「65」と得意コースを攻略。体調不良で欠場した試合もあり、実戦は約1カ月ぶりだが、ブランクを感じさせない充実ぶりだ。
2オンに成功した3番(パー5)でバーディを先行し、12番までに5つ伸ばした。圧巻はボギー直後の15番(パー5)だった。2打目をグリーンの奥にこぼしたが、ウェッジでのアプローチが直接カップイン。イーグルを奪取し、キャディとハイタッチを交わした。
この日はパー3を除く14ホール中、12ホールでフェアウェイをキープした。パーオンを逃したのは2ホールだけで、パット数は29に収めた。
ホールアウト後の記者会見では「ボギーを打つかどうかは気にしていなかった。来るときには来る。それが来ただけ」と、さばさばした様子。「とても好きなコースで、私に合っている。良い雰囲気で前を向き、勝つためにすべきことをしたい」と力を込めた。
首位タイで迎える最終日は、午後2時40分(日本時間27日午前3時40分)に最終組でティオフする。昨年はプレーオフで惜敗した大会で、雪辱を期す。今季1勝目の「キア・クラシック」はメジャー前週だった。今大会の翌週には「全米女子オープン」が控えている。