2019年 ISPS HANDA オーストラリア女子

横峯さくらは「クラブ契約フリー」の醍醐味に目覚め

2019/02/12 18:17
多くのクラブが入ったキャディバッグを持つ夫の森川氏が大変そう?

◇米国女子◇ISPSハンダ オーストラリア女子オープン 事前情報(12日)◇ザ・グランジGC (オーストラリア)◇6648yd(パー72)

「すごい発見があった」と横峯さくらは言う。この日、手渡されたキャロウェイゴルフのエピック フラッシュ サブゼロの3Wを打ってみると、キャリーで215ydほどを叩き出した。これまでは「芯にあたって205ydくらい。距離がしっかり出るし、フェードも出る」と、クラブ契約フリーとなった今シーズンは、クラブの違いや特性を知る良い機会ともなっている。

「(契約)フリーの醍醐味は、自分に合うクラブを発見できるところだと思う。(セッティングを)固めるというよりは、コースに合わせて『このクラブがあうかな』とか、そういう風にやっていきたい」と、開幕2日前の練習ラウンドでもキャディバッグには多くのクラブが挿されていた。

予選落ちに終わった前週は、悔しさの中にも手応えがあったという。「自分の中では“フェードが打てる”、“思ったところに打てる”ということが、良い方向に進んでくれるんじゃないかと思った。自信を作るためには成績を出すしかないというのはわかっているけど、あまり焦らず1打1打を丁寧にやっていきたい」と、ベテランらしく落ち着いた様子で語った。(オーストラリア・グランジ/今岡涼太)

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