2019年 ISPS HANDA ヴィックオープン

「東京五輪、出る運命なら私が」野村敏京、世界ランク再浮上へ復活ののろし

2019/02/10 18:32
野村敏京は復帰戦で堂々の優勝争いを演じた

◇米国女子&豪州女子共催◇ISPS HANDA ヴィックオープン最終日(10日)◇13th ビーチGC ビーチコース(オーストラリア)◇6479yd(パー72)

3打差4位で出た野村敏京は「74」と落とし、通算5アンダーの5位タイで終えた。約6カ月ぶりの復帰戦で優勝に3打届かなかったが、「トップ10に入れたのは良かった」と復活ののろしを上げた。次週は2016年にツアー初優勝した「ISPS HANDA オーストラリア女子オープン」(ザ・グランジGC)に出場する。

60センチのスライスラインのパーパットを外した前日12番(パー3)から「パットが決まらなくなった」。悪いイメージが頭に残った。最終日は上位が停滞し1打差に迫った15番で、下4mがカップに蹴られボギー。続く16番も同じ距離を外し、勝利から見放された。

「きのうの12番のようなミスをするときは、優勝できない。優勝する人はあれくらいの距離を外さない。自分なりに気持ちを切り替えようとしたけど…。正直、厳しいと。なんとなく分かる」。ツアー通算3勝の実績から来る本音をこぼした。

ショートパットだけを課題に挙げた野村敏京

腰痛の悪化による長期離脱を経てのツアー復帰となったが、「腰の状態はだいぶ良くなった」。優勝争いの緊張感も、「何度も経験しているから、問題ない。ショートパットを修正すれば、(優勝も)いけると思う」。頼もしく言った。

2016年のリオデジャネイロ五輪で4位に入った野村の世界ランキングは現在、日本勢33番手の183位まで落ち込んでいる。来年の東京五輪に「分からないけど、私が出る運命ならば、出るんじゃないですかね」。ポイント配分の高い米ツアーで、再浮上なるか。「一試合一試合やっていくだけです」と自然体だ。(オーストラリア・バーウォンヘッズ/林洋平)

2019年 ISPS HANDA ヴィックオープン