横峯さくら後半戦は米ツアーに専念
2018/07/03 16:18
32歳の横峯さくらは、ともにシード権を持っていなかった日米両ツアーの前半戦で結果を残し、シーズン途中に出場優先順を入れ替える「リランキング」で上位に入った。後半は主戦場の米ツアーに専念するつもりだという。
国内ツアーでは、3月の今季第2戦「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」で単独3位。7月~9月の出場権を早々に当確とした。結局、前半戦8試合に出場し、リランキングで10番手になった。
限定的な出場権しかなかった米ツアーは、今季3試合目の出場となった6月「ショップライトLPGAクラシックby Acer」を自己最高の単独2位で終えた。同月「ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G」終了後に行われたシーズン最後のリランキングで、出場優先順(シード選手らを含む)を今季開幕前の182番手から87番手に上げた。
後半戦のほとんどの試合に出場できる見通しが立ち、「本当に安心しました」と笑みを浮かべた。賞金ランキングは現在50位で、シード復帰も見えてきた。
前週のメジャー「KPMG女子PGA選手権」は66位に終わったが、「『全英』も出られるし、こうやってメジャーに出場して予選通過できるのも良かった」と振り返った。「ただ、そこを目標にはしていないので、また次の試合も頑張りたい」と今週の「ソーンベリークリークLPGAクラシック」を見据えた。(編集部・林洋平)