2018年 全米女子オープン

親子タッグは解消 川岸史果は2度目の全米女子オープンへ

2018/05/20 17:02
川岸史果(左)は全米女子オープンで結果を残せるか

川岸史果は20日、「中京テレビ・ブリヂストンオープン」(愛知・中京GC石野コース)を55位でフィニッシュ。今季11試合を戦いトップ10はわずかに1度と、昨年同時期の4度と比べても本調子からはほど遠いが、「オフに“ハンドファースト”という少ない力ですごく飛ばせる技術を身につけましたが、その影響がウェッジにも出てしまって。これまでちょうどよかったのが、5ydずつぐらい飛んでしまうんです」と不振の理由を説明した。

対応策として、これまで使用していたミズノ ミズノプロ S18 ウェッジのロフト角を 48、53、58度から50、55、60度に4週前から変更し、感覚をすり合わせている。「まだ調整中ですが、その新しいウェッジになれるのにも時間がかかっている。バックスピンとか、グリーン周りとか。ただスイングとかマネジメントとかは悪くない」と話した。

24日には2年連続出場となる「全米女子オープン」(5月31日~、アラバマ州・ショールクリークCC)のため渡米する。昨年大会は国内男子ツアー6勝を誇る父・良兼がキャディを務めたが、通算7オーバー99位で予選落ち。今年はその父が国内男子ツアー「~全英への道~ミズノオープン」に出場予定で帯同しないために親子タッグは解消となったが「リベンジしたいです。楽しみですね」と心躍らせた。

「トップレベルが見られるので楽しみ。世界ランクトップ10は何を打たせてもうまいし、回れるチャンスがあれば、いっしょに回りたい」と、まずは予選通過を確実なものとしたい。(愛知県豊田市/玉木充)

2018年 全米女子オープン