2017年 エビアン選手権

現役引退の宮里藍 9月のエビアン選手権を「最後」と言明

2017/08/30 13:49
自身のブログを更新し「エビアン選手権」をラストマッチと明かした(※撮影は国内女子ツアー「サントリーレディス」最終日))

今季限りで引退を表明していた宮里藍が30日、現役最終戦を米女子メジャー最終戦「エビアン選手権」(9月14~17日、フランス・エビアンリゾートGC)にすると自身のブログで明らかにした。

5月に今季限りでの引退を公表した宮里は、その後、6月の「サントリーレディス」を日本での試合出場の「一区切り」として再渡米したが、自身の現役最後の試合に関しては長らく「未定」としてきた。

30日正午過ぎに更新したブログのタイトルは「最後の試合。」。「引退を表明してから、最後の試合がどこになるか自分でも全く分からずにいました。エビアンまでというのは、漠然とイメージしていました。日本でまた出場出来る機会があれば、その時は頑張りたいと思っていました」とつづった。

8月の米女子メジャー「全英リコー女子オープン」出場時に、帯同した父・優さんが開幕2日前に倒れて緊急搬送された。こうした状況もあり、「現役最後の試合を、今年最後のメジャーであるエビアンで終える事を決めました。非常に難しい決断ではありましたが、今は家族のサポートがとても重要でありまた自分でもそうしたいと思っています」と、シーズン半ばの9月での現役幕引きを説明した。

エビアン選手権は、メジャー大会となる前の2009年に宮里藍が米ツアー初優勝を挙げた大会。東日本大震災後の2011年大会も制し、高校時代を過ごした宮城県にメッセージを送った。

2017年 エビアン選手権