2017年 全英リコー女子オープン

コワモテ地元キャディと二人三脚 西山ゆかりの順風

2017/08/04 07:45
地元キャディとの相性はバッチリ!西山ゆかりは2アンダーで初日を滑り出した

◇海外女子メジャー◇全英リコー女子オープン 初日(3日)◇キングスバーンズGL(スコットランド)◇6697yd(パー72)

2年連続2回目の出場となる西山ゆかりは3バーディ、1ボギーの「70」とし、2アンダー33位タイで滑り出した。「すごく天気が良くて、風も想像より穏やかだった」と午前スタートの優位性を生かし、プレー内容にも「ショットがすごく良かったし、キャディのアドバイスも的確だった」と満足そうな表情を浮かべた。

頼りとする相棒は、コースから車で2時間ほどのところに住む地元キャディだ。宮里藍のキャディであるミック・シーボーン氏の紹介を受けてタッグを結成。「マークさんっていうんですけど。笑いもくれたりして、とても面白い感じでやれている。キャディの力が大きかった」と話し、顔をほころばせた。

ひげを蓄える大男は一見するとコワモテだが、「すごく良い方だし、コミュニケーションも取りやすい」とすっかり馴染んでいる様子。日本食が大好きで、ラウンド中も母・秀子さんが用意したおにぎりを美味しそうに頬張っているとのことだ。

今年はトレーナーを帯同してボディケアも万全の体制を敷き、身体のキレは日に日に増しているという。「あと3日間、ベストを尽くして少しでも上位に食い込めるように頑張りたい」と声を弾ませた。(スコットランド・セントアンドリュース/塚田達也)

2017年 全英リコー女子オープン