全英初挑戦の川岸史果、米ツアーQTにエントリー
2017/08/03 07:43
◇海外女子メジャー◇全英リコー女子オープン 事前情報(2日)◇キングスバーンズGL(スコットランド)◇6697yd(パー72)
初出場の川岸史果は開幕前日の2日、18ホールの練習ラウンドを行った。スコットランドに入った月曜日から計27ホールのコースチェックを経て、7月「全米女子オープン」(予選落ち)に続く2回目の海外メジャーに臨む。
「全米」では父でプロゴルファーの川岸良兼がキャディを務めたが、「全英」では「地元キャディのほうがいい」と父から勧められ、コースを熟知する地元出身の外国人キャディを採用した。的確なラインの読みは「グリーンで参考になる」と話しているだけに、心強い相棒となりそうだ。
海外志向の強い22歳は米国ツアーの来季出場権をかけたQT(予選会)のエントリーも明かした。ファーストからファイナルまで全3ステージのうち、セカンド(10月16日~22日)からの参加が可能で、日程などを考慮しながらも「(QTに)行けたら行きたいと思っています」と意欲的だ。
それだけに大舞台に燃えないはずがない。「全米オープンの屈辱を晴らしたい。予選を通過して上位に入りたいです」。前週の日本ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」は7位で終え、今季8回目のトップ10フィニッシュ。「状態はいい。一カ所で(大たたきを)打つ場面がなければ、まずまず戦えると思う」と、自らに期待を込めた。(スコットランド・セントアンドリュース/塚田達也)