「初日が大事」横峯さくら、初めてのコースに挑戦
2016/06/03 13:11
米国女子ツアー「ショップライトLPGAクラシック」が3日、ニュージャージー州のストックトンシービューホテル&GCで開幕する。開幕を翌日に控えた2日、プロアマトーナメントが行われ、横峯さくらが最終調整に臨んだ。
昨年から主戦場を米国に移した横峯にとって、このコースでラウンドするのは初めてとなる。今季ここまでの14試合のコース全長平均6560ydを考慮すれば、6177yd(パー71)に設定された今週は、飛距離を誇る選手だけが有利とは言いがたい。
「ティショットがフェアウエイにあれば(セカンドショットで)攻めていけるチャンスがある」。深いラフやブッシュに「入ったときに無理をしないのが大事かな」と警戒し、状況に応じたショットの重要性をカギに挙げた。
今季のベストフィニッシュは開幕第2戦の「コーツゴルフ選手権」での16位で、メジャー初戦の「ANAインスピレーション」で予選落ちも経験した。5月以降、出場した試合では予選通過を果たし、徐々に調子は戻りつつあるが「(調子の良し悪しが)見え隠れしているところはある」と、まだ安心はできないようだ。
前週の「LPGAボルヴィック選手権」は43位で終えたが、初日は6位のスタートダッシュをかけた。「初日っていうのはすごく大事だと学んだ。しっかり初日から頑張りたい」と、序盤から攻勢をかけていく。