2016年 ANAインスピレーション

2週連続の首位発進 宮里藍の手応えのカタチ

2016/04/01 11:18
「67」は過去12回出場中の自己ベスト!メジャーの舞台で5アンダーの好発進を決めた宮里藍

海外メジャーの大舞台。「ANAインスピレーション」の初日、宮里藍が5バーディ、ノーボギーの「67」でプレーして5アンダーとし、前週の「キア・クラシック」に続いて2週連続の首位発進を決めた。

ティショットの置き所が難しく、例年ラフに外すことが多いという1番で、フェアウェイをキープ。残り128ydからの第2打をピンそば約1.5mに寄せ、バーディ発進とした。「流れに乗れた」と、2番でも20ydのアプローチをピンそば約1.5mにつけて2連続とした。

前半に4つのバーディを重ねて折り返した後半の15番。ティショットをフェアウェイ左のバンカーにいれると、第2打はグリーンをとらえることができず、7mのパーパットを残すピンチを迎えた。「この日一番のボーナスパットだった」とスライスラインを読み切ってカップに沈め、パーでしのいだ。

4人が首位に並んで迎えた18番(パー5)では、さらに見せ場を作った。ピンまでおよそ60ydの第3打は、ピンを直撃。球は池方向に転がったが、グリーン際で球が止まるラッキーもあった。入ればクラブハウスリーダーとなる約2mのバーディパットを難なく沈め、スタンドの大歓声とともにホールアウトした。

初日首位でも目標をあくまで「予選通過」に置く。2005年から連続12回目の出場で、これまでの最高成績は07年の15位。「67」のスコアは大会自己ベストだ。昨年は首位と1打差の2位でスタートを切りながら、41位で終わった。

「2日目以降でスコアを崩している経験もある。風が吹き、グリーンが硬くなっていく中でどれだけ集中してパーを獲るかが大事になってくる」。堅実に“目の前の1打”に集中して、残り3日を戦う気構えだ。

前週の3位は「意識せずにプレーしている」と、浮き足立つことはない。「シーズンはじめから感じていた手応えが、ようやく形になりつつある」。湧き出る自信をメジャーの舞台で確実なものとしたい。(カリフォルニア州ランチョミラージュ/糸井順子)

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