横峯さくらがメジャーに意気込み「テンションを上げてやる」
2015/07/08 08:36
昨年、パインハーストNo.2で行われた「全米女子オープン」で、海外メジャー自己ベストの7位に入った横峯さくら。主戦場を米国に移した今年は、ペンシルバニア州のランカスターCCがその舞台となるが、「調子はここ最近で一番いい」と、珍しくその威勢はいい。
日曜日に18ホール、月曜日と火曜日に9ホールずつを回って、すでに計2ラウンドを消化した。距離は6483ydでパー70。9番、18番はグリーンに向けて打ち上げとなるパー4で、先週までの雨の影響でフェアウェイは軟らかく、横峯でも風がアゲンストだと届かないという。「キャリー、キャリー、キャリーという感じ(苦笑)」と、コースの長さには呆れるばかりだ。
それでも「コースセッティングはみんな同じなので、やるしかない」と覚悟は決めている。むしろ、自らを積極的に鼓舞している。かつては“気合いを入れ過ぎて空回りする”というパターンを警戒していたが、「全米に関して、それはないのかなと。それくらいやらないといけないと思う」と、世界最高峰の戦いに相応の心構えを見せている。
「自分にストッパーをかけずにやっていきたい」と、意気込む横峯。「テンションを上げてやりますよ。見ている人は分からないと思うけど」と不敵に笑った。(ペンシルバニア州ランカスター/今岡涼太)