藍はウミガメ、美香はレッスン講師にタイマッサージ
2015/02/24 19:18
前週のオーストラリアからは赤道を越えて飛行機で約9時間。宮里藍、宮里美香は揃って日曜日深夜にメルボルンを出発する飛行機で、月曜日早朝にタイに到着。そこから「ホンダ LPGAタイランド」開催地のパタヤまで約2時間のドライブでたどり着いた。
月曜日、藍はウミガメの保護に関連した大会のチャリティイベントに参加した。生後3カ月ほどのウミガメを海へと帰したり、世界で2つめという亀の病院を見学したり。「すごく興味深かった。ゴルフをしているとあまりこういうところには行かないので、すごく良い勉強になりました」と目を輝かせた。
一方、美香は本場タイでのマッサージを体験した。専属トレーナーが帯同しているものの、「オフだったから」と街でフットマッサージに挑戦。1時間350バーツ(約1300円)という安さもあって、よいリフレッシュとなったようだ。
この日はともに9ホールをラウンド。藍はインを9ホール、美香はアウトを9ホール。明日はともにプロアマ戦が入っているが、それぞれ反対側の9ホールをラウンドする。
「飛行機では寝られたので、思いのほか(移動は)大丈夫でした」という藍。ラウンド後にアマチュアのレッスン会の講師となった美香は「とにかく暑い」と氷袋が手放せない。だが、この日一番大変だったのは藍のキャディ、ミック・シーボーン氏に違いない。
月曜日にメルボルンからシドニー経由という別ルートを取ったミックは、シドニーからの乗り継ぎ便が遅れて現地に到着したのは火曜日の早朝4時。ほとんど眠らず、この日は6時半のバスでコースへと来たという。炎天下の中、無事に練習ラウンドを終了できたのが不幸中の幸いだ。(タイ・チョンブリ/今岡涼太)