2015年 ピュアシルク バハマLPGA

宮里美香 2戦目で昨年“ゼロ”のトップ20入り

2015/02/09 09:48
最終18番をバーディで締め、4ラウンドすべてアンダーパーで終えた宮里美香

米国女子ツアーの今季第2戦「ピュアシルク バハマ LPGAクラシック」最終日。第3ラウンドの残り6ホールと最終ラウンドの計24ホールをプレーした宮里美香は、通算8アンダーの19位タイで終了。最終18番(パー5)では7mをねじ込むバーディフィニッシュでトップ20に飛び込み、ガッツポーズで4日間を締めくくった。

19位で最終ラウンドに進んだ宮里は、前半を1バーディ、1ボギーでハーフターン。最終18番のバーディフィニッシュで「72」(パー73)と1つ伸ばし、4ラウンドすべてを“赤字”で揃えた。「すべてアンダーパーだったし、良いシーズンのスタートは切れていると思う」。疲労が色濃い表情の中に、笑顔を交えた。

賞金ランク91位で初のシード落ちを喫した昨年は、トップ20に1度も入ることなくシーズンを終えた。今季はシーズン2戦目にしてその壁を乗り越えたことは、小さくとも大きな前進といえるだろう。「ショットの自信を取り戻せたことが大きい。去年はパーオンしなかったからね・・・」。

昨季のパーオン率62%は全体174位に沈み、低迷の大きな原因に。対して今週は、72ホール中54ホールでパーオンに成功する75%を記録し、今季2試合を通しても72.2%は全体26位の数字。生命線であるショットの復調が、宮里の好スコアをそのまま反映している。(バハマ国ナッソー/塚田達也)

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