宮里藍 「質より量」の練習でトップ10発進
2014/07/11 05:39
4年前、ここロイヤルバークデールで行われた「全英リコー女子オープン」で9位タイに入った宮里藍が、今年も10位タイの好発進。2バーディ2ボギーの「72」、イーブンパーで回って首位と4打差につけた。
流れを掴んだのは難易度の高い最初の2ホールだった。1番ではボギーパット、2番ではパーパットだったが、ともに3メートルほどのパットをねじ込み「良い流れで乗り越えられた。ボギーとダボは違うので大きかった」と振り返った。
その後は6番(パー5)、8番とバーディを重ね、14番(パー3)ではグリーン手前のバンカーに捕まり、2メートルのボギーパットを残したが、「焦らずストロークに集中できた」と、ここもナイスボギーで切り抜けた。
パッティング復調の理由を問われた宮里は、「練習時間を増やしました」と打ち明けた。「これまで量より質と思っていたけど、先週から今週にかけて軽く2倍は」と、時間をかけてストロークを体に染み込ませることに取り組んだという。「まだまだ(練習時間は)少ないですけどね(苦笑)」。
それでも、「まだ日替わりだし、ここで油断したくない」と、明日に向けての調整ポイントも、やはりパッティングを第一に掲げていた。(英国サウスポート/今岡涼太)