2013年 マニュライフファイナンシャルLPGAクラシック

上田桃子、序盤のトラブルで59位タイ

2013/07/15 09:46
出場した日本勢でただ一人決勝ラウンドに進出した上田だったが、上位フィニッシュはならなかった。

米国女子ツアー「マニュライフファイナンシャルLPGAクラシック」に出場している上田桃子は、3日目までスコアを伸ばしていたが、最終日は2オーバーの「73」。通算6アンダーの59位タイに終わった。

試練は早々に訪れた。1番で1.5メートルのバーディパットを外すと、2番のティショットが左サイドの林に入り、2打目はクラブを振れる状況ではなかったためアンプレヤブル。4オン2パットでダブルボギーが先行してしまった。

続く3番パー3もボギーにしたが、5番パー5で3打目のアプローチをピン1メートルにつけてバーディ。その後はパーセーブが続き、14で2つ目のボギーをたたくも最終18番(パー5)をなんとかバーディで締めた。

「あまり心地よくない出だしだった。それでも、いつか入ってくれるかなと思っていたんですが、パターがどうしても自分で調整できなかったです」。前日にもラインが読み切れずに打っていたと話す上田は、この日もパッティングに苦しんでしまった。

大会2日目の予選を終えた時点の「全英リコー女子オープン」の出場資格を掴んだことに「すごく大きかったです。調子良く無くてもアンダーで回れたのもすごくよかったなと思います」と素直に喜ぶ。それでも「本当に気持ちを切り替えて3日目からはプレーしたのですが、やっぱりこういった結果になってしまったことをしっかり受け止めて、また準備をしたいなと思います」と、決勝ラウンドの2日間でスコアを伸ばせなかったことを反省した。

パッティングの苦しむ上田だが「これ(パター)は久々にヒットというか、これはいいなと思ったパターだったんで」と、安易にパターを変えるのではなく、当面の間は練習で調子を整える構えだ。そして、「全英-」後には第5のメジャー「エビアン選手権」が待ち受けているが、その出場資格も現時点の上田にはない。

「4日間を通してもう少し頑張れるように練習します!」と、次週以降の成績で上位に入り、メジャー全てで戦えるよう調整を行う。

2013年 マニュライフファイナンシャルLPGAクラシック