好調のタイ勢。ジュタヌガン姉妹に負けじと、ファトラムも奮闘

◆ポルナノン・ファトラム 4バーディ1ボギー「69」、通算4アンダー5位タイ
「ドライバーがとてもまっすぐでした。全ホールでフェアウェイを捕らえたので、ピンの近くにつけるのが簡単でした。とても良いプレーが出来たし、パットも、すべて良かったです。先週（KIA3位）の自信をキープして、今週もベストを尽くします」。

悲しみをこらえプレーするポーラ・クリーマー

◆ポーラ・クリーマー 6バーディ2ボギー「68」、通算2アンダー12位タイ
「祖母が亡くなってしまったので、ほとんど眠れないし、体のエネルギーが無くなってしまったみたい。昨晩はひどかったけど、今朝は少し良くなりました。（今週プレーしないことも考えた？）いいえ。彼女はそれを望まないと思うから。もし私がプレーしなかったら、とても驚くと思う。不幸にも、去年祖父が亡くなったので、特にコースで喪失感とどう向き合えば良いのか学ぶ必要がありました」。

「自分ができることはやった」。満足度は低くとも、最低限の仕事はこなした上田桃子

◆上田桃子 2バーディ1ボギー「71」、通算1オーバー36位タイ
「今日は風も無かったのでもう少し伸ばしたかったけど、自分にできることはやりました。全体的には60点。もったいない中でもアンダーで回れたのは自信になりました。ショットが良くなってきて、ストレート・ドローが増えてきているので、思ったより曲がらないことがありました。昨日は丁寧に行き過ぎたけど、今日は心地よく肩の力を抜いて、力感をコントロールできたし、リズムも良かった。毎年、第3ラウンドが･･･って言われるけど、攻めた結果崩れているので、でも練習やマネジメントが足りないってことだし、試さないと上に行けないので、明日もチャレンジしたいです」

緊張の中でプレーを続ける宮里美香。らしくない？

◆宮里美香 3バーディ3ボギー「72」、通算4オーバー59位タイ
「スタートホールから左に引っ掛けてしまってボギースタート。でも次のホールですぐ取り戻して前半は良いリズムだった。初めて1人でプレーをしたので、リズムが難しいのかなと思ったら、結構自分のペースでできて良かったです。バックナインもその調子でいこうと思ったのにボギーが出てしまった。でも17番でガッツバーディが獲れたので、全体的には良かったと思います。久しぶりにこんなに緊張してプレーしました。明日以降もこの緊張感でプレーしたほうがもっと良いプレーができると思う。ショットがだんだん良くなっているので、あとはパッティングだけ。もっと自信を持ってプレーしたい」。

ツアーメンバーとして臨んだメジャー初戦はあえなく予選落ち。試練を力に変えられるか？

◆有村智恵 ノーバーディ3ボギー「75」、通算6オーバー予選落ち
「パットが一番悪かったけど、もう少しショットの精度を上げてアプローチも良くしないと。前半もたくさんチャンスについたけど、このゴルフじゃダメだなと思います。いつも試練を与えられますね。今週は良い準備が出来ていたと思うけど、直前だったし、簡単に結果が出るっていうほど甘いものじゃないですね。マイナスに捕らえずに、もうちょっと早くからいろんなことに気付いていたらと思いました」。