宮里美香は大きいグリーンに警戒 ポイントはロングパット
2013/02/27 17:20
今週28日(木)に開幕する米国女子ツアー第3戦「HSBC女子チャンピオンズ」に出場する宮里美香が、開幕前日に行われたプロアマ戦に出場。18ホールをラウンドし、今年からコースが変更となったセントーサGCの最終チェックを終えた。
コースは18ホール中6ホールが海に面しており、視覚的なプレッシャーとともにグリーンの芝目の強さも特徴的なシーサイドコース。「すごく狭いし、グリーンも大きいので、ピンポイントにいかないとスコアを上手く作れないと思う。ロングパットが残ると思うので、今週はいかに2パットで抑えるかが1つのキーになると思います」と、グリーン上を攻略へのポイントに掲げた。
先週の「ホンダ LPGAタイランド」では伸び悩みの一因となっていたパット。この日も「前半はなかなか入らず、フラストレーションが溜まった」と苦笑するが、「後半はちゃんと打てて入るようになったし、日に日に良くなってはいます」と不安は消えつつある様子。「目がきついので、あまり考え過ぎずに簡単な気持ちで打てれば」と、自らに言い聞かせた。
同じく先週の課題となっていた、52度のウエッジの距離感。今年から使用するボールとのマッチングにまだ馴染めず、イメージよりも飛距離が出ることに首をひねっていたが、今週も引き続いて同じボールを使用する。「良い感じにはなってきている。また試合になったら飛んじゃうかもしれないけど、試していくしかないですね」。実戦で課題のクリアを目指し、先週の鬱憤を晴らす。(シンガポール・セントーサ島/塚田達也)