米国女子ツアー

アニカ 誕生日での殿堂入りはお預け

2003/10/10 09:00

女子で唯一“59”をマークしているアニカ・ソレンスタム。キャリアグランドスラム達成者6人のひとり、そして5度も「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝いている。そんなアニカの33歳の誕生日が本来であればダブルのお祝いに沸くはずだった。それが「ゴルフの殿堂」入り最終条件クリア。今季で米国女子ツアー10年目となるアニカ。今週の「サムスン世界選手権」の1ラウンドが終了した時点で今季15試合参戦したことなる。

しかし阻んだのは悪天候。降りしきる雨、雨、雨。懸命にスタッフがフェアウェイやグリーンを水捌け作業で整えても容赦ない豪雨が降りしきった。参戦選手20名中14名はスタートしたものの、結局中止。アニカはスタートさえしなかった。結果、33歳のお誕生日会は屋内に場所を移動し、地域の高校生たちが作ってくれたケーキでお祝いした。

アニカ・ソレンスタム
「プレーヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれるのは本当に光栄です。まだ実感が沸きませんけどね。明日、米国女子ツアー10年をマークする今季15勝目の第1ラウンドを終えた時点でどういう感情になっているかわかりませんが、いまもすでに感情が高ぶっています。素晴らしい10年間でした。早く終わらせたいというのも変な言い方ですが、早く確定させたいですね。パーティは11月24日に、フロリダ州オーランドでのツアー選手権後に盛大に行う予定です。今からすごく楽しみですよ」

アニカ・ソレンスタム、そして樋口久子プロの「ゴルフの殿堂」入り式典は10月21日午前9:00~11:00までザ・ゴルフ・チャンネルで衛星生中継予定