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メジャーを制したヒラリー・ランキを徹底検証!

あまりに無名な選手の優勝にシンデレラストーリーだと賞賛されているヒラリー・ランキ。ある新聞の見出しには苗字をランキではなく、“ラッキー”だと書いてあるものもあった。そのランキは優勝会見前に、インタビューをどう受け答えしていいのかわからないと素直にマスコミに尋ねるなど、とても新鮮な印象。さらに本人からマスコミに、「私が勝つなんて予想した人はいた?」と反対に質問が投げかけられた。いままでに、あっと驚くような人が優勝ケースは長い歴史上、数々起きているが、今回のランキほど大きな驚きをもたらせたことはなかった。

ランキは地区予選から勝ち抜いての全米女子オープン優勝、この大会では初めてのことでであった。一方、米国男子ツアー全米オープンでは1964年にケン・ベンチューリ、1969年にはオービル・ムーディが地区予選から勝ち上がっての優勝を遂げている。そのベンチューリは1964年の全米オープン優勝前に8度のトップ10入りをメジャーで達成していた一流。ムーディも、69年の優勝前に米ツアーでその年4度のトップ10入りをしており、両方とも過去の成績を見る限り、十分可能性があった。一方のランキは全米女子オープン前の今年のベストフィニッシュが21位タイという過去の成績であった。

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またルー・グラムやスティーブ・ジョーンズも本命の優勝というわけではなかったが、すでに米国女子ツアーでは優勝していた面々。1993年の「全米女子オープン」優勝者、ローリー・マーティンも米国女子ツアーで2勝を挙げていたが、ランキの場合はキャリアベストは2002年に記録した15位タイが最高位。さらに全米女子オープン前の12試合中7度の予選落ちという内容であった。

今までに期待されていない選手が驚きの優勝はあったものの、今回のランキほど、ノーマークの選手が優勝を手にするのは初めてだ。

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