米国女子ツアー

右ひじの痛みを乗り越え、大山志保が米ツアーに乗り込む!

2009/02/05 20:20
ひじの回復具合が心配された大山志保だが、順調だと笑顔を見せてくれた

昨年12月に開催された、米国女子ツアーの出場資格をかけた予選会を見事4位で通過した大山志保が、5日に成田空港から米国に飛び立った。

大山は、昨シーズン中に右ひじを痛め、この予選会も痛み止めの注射を打って臨んできた。そして、帰国後に精密検査を行ったところ、手術をしなければならないほどに悪化していたことが判明。本来ならば、オフを地元の宮崎県で過ごす予定だったが、急遽オーストラリアに飛び、現地のトレーナーに見てもらった。

そのトレーナーの話では、手術をしても完全な状態に戻る保障はないと聞き、リハビリでの治療に専念することを決断した。

「クリスマスの時期には、ティーカップを持つのも辛かった」と話す大山だが、現在は普通にしていれば痛みがないほどまで回復していると言う。スイングも出来るようになり、今年に入ってまだ1日だけだが、9ホールを2ラウンド行うこともできた。

大山はハワイで開催される「SBSオープンatタートルベイ」に出場した後は一旦帰国。しかし、今年は米ツアーで1勝を挙げるのが目標のため、あくまでも主戦場は米国。日本ツアーでの出場試合は確定していないが、スケジュールに合わせて数試合は出場する予定となっている。

米国滞在中は日本人のサポートを常駐させることはなく、コーチのクリス・ウォーキーさんに世話になりながら生活をしていくことが多くなりそうだ。

LPGAツアーメンバーの証、ツアーカードを披露する大山志保
最後まで見送りの方々に手を振り続ける大山志保