足元のマークした位置に置いたボールが、カップを過ぎたところまで風で動いた原江里菜。中断の判断の基準となった。

「全英リコー女子オープン」2日目は、朝7時に予定通り始まったが、インスタートの第1組、スーザン・ペターソン、クリスティ・カー、原江里菜の組が12番グリーンにきたところで、ペターソンとカーが、風が強くてグリーン上の球が動いてしまうと競技委員に抗議。そのままいったん中断となった。

その後、天気の回復を待っていたが、現地時間12時前に、先に行われていた第2ラウンドがすべてキャンセルされることが決定。朝のコンディションが平等ではないという判断で、このあと再びカップ位置を切り直し、すべての選手が第2ラウンドの18ホールをプレーすることになる。

大会2日目、次の予定は14時に発表され、早くとも再開は15時からの予定。過去に始まったラウンドがキャンセルされたのは、欧州ツアーでは04年のイタリアンオープン、LPGAに置いても過去25年間で2度の事例があるという。なお、月曜日も予備日として確保されており、大会は72ホールの消化を目指している。