諸見里しのぶ、ゴルフ人生初の過“大”申告
2012/02/16 22:24
米国女子ツアー第2戦「ホンダLPGAタイランド」に推薦出場している諸見里しのぶが、初日に掴んだ手応えは悪くなかった。
1番パー5をバーディ発進とすると、2番でティショットがバンカーに掴まりボギーとするも、5番では奥のエッジから3mを沈めて再びバーディを奪い返す。オフにスイング修正を行い、練習場、練習ラウンドでその効果は出始めていたが、初めて経験する試合での緊張感。「久しぶりにドキドキしました」という興奮の中だったが、「ミスがOKの範囲に収まりつつある。今日、7割くらいできるようになってきたので、明日から思い切り行けるんじゃないかと思えた」と、2オーバーの初日にも笑顔を見せた。
ところが、アテスト後に重大なミスが発覚した。諸見里が提出したスコアカードには、5番のバーディがパーと記入されており、それにそのままサインしていたのだ。本来ならば1オーバーで済むところが2オーバーに。このミスで順位をむざむざ7つ落としてしまったことになる。
早速自身のブログで「この1打はものすごく悔しいですが、明日から3日間で絶対に取り戻してこよう!」とポジティブな姿勢を見せた諸見里。このミスもある意味、「OKの範囲に収まりつつある」と言えるのかも知れない。(タイ・チョンブリ/今岡涼太)