藍、序盤につまずくが4位タイに食い込む
2011/11/14 11:49
米国女子ツアーの「ロレーナ・オチョア・インビテーショナル」最終日。宮里藍は「71」にとどまり通算5アンダーの4位タイでフィニッシュした。
トップと7打差を追って最終ラウンドをスタートした宮里は、序盤に後退した。バンカーからのショットを寄せられず3番をダブルボギー、続く4番もボギーとした。「朝、胃の調子があまり良くなくて、ちょっと下半身にあまり力が入らないなという感じで前半は回っていたので、集中力も今ひとつだった」。
それでも「7番くらいからやっと少し良くなってきて、自分のリズムを取り戻せた」との言葉通り、8番で7メートルを沈めたのをきっかけに、3連続バーディを奪取。「今週はずっとラインの読みがよかったので、自信を持ってストロークすることができていた。最終ホールはちょっと入れたかったが、それも含めていいカムバックだったと思う」と15番でも5メートルのバーディチャンスを生かし、アンダーパーをマークして締めくくった。
次戦は米国に戻り、今季最終戦の「CMEグループ タイトルホルダーズ」に出場。「今のところフィーリングはいいが、来週は来週で、また芝も違うし、あそこはコースも凄く難しいので、自分のペースでゲームをして、いい締めくくりをしたい」と見据えていた。