上田、佐伯、茂木は決勝へ！ 不動は予選落ち

「全英リコー女子オープン」2日目を終え、上田桃子は通算4アンダーの18位タイと上位で決勝ラウンドへ。佐伯三貴と茂木宏美は通算イーブンパーで決勝ラウンドへ進出した。不動裕理は通算3オーバーに落とし、カットラインに2打及ばず予選落ち。各選手のコメントは以下の通り。

上田桃子
「ずるずる行きそうなところを踏みとどまってカムバックできたのは大きいです。昨日はパターがすごく良くて、日本人だからなのか、どうしても謙虚になってしまう。自分でストップしちゃってるなと思って、途中からどんどん行くようにしました。今日は13番からキャディと良い悪いは関係なくアグレッシブに行こうって話をして、スイングも上半身のテンションを抜こうと意識してインパクトで緩んでいたので、攻めるスイングをしたら良くなりました。もともと私は泥臭いスタイルだったのに、スイングに完璧を求めすぎていたのかなと。泥臭いゴルフをして結果がついてくればと思います。明日以降も自分のやるべきことをやりきるのみです」。

佐伯三貴
「全然ショットが良くなくて、アイアンが引っかかったり、ティショットで狙った球がでなかったりで、コースの形状に惑わされているのか･･･不満です。持ち球の逆球になったりしたら、スコアメイクできないですね。フェードを打ちたいのに全部捕まっちゃう。あれじゃ、全然だめっすね。（もし予選を通ったら）アンダーパーで回りたい。上がり3ホールも最終ホールでもパーを取って、赤字（アンダー）にしたいです。予選通ることを願います」。

茂木宏美
「上がり3ホールが悔しいです。今日は山あり谷ありの耐えるゴルフで、途中良い流れでバーディバーディが来たけど、ちょっと反省の残るようなゴルフでした。もうちょっと行きたかった気持ちはあるけど、5～6mのパットが読み切れなかった。グリーンが硬いのでそれくらいの（パットの）距離は残ると思うので、もうちょっと入れていきたかったです。もし予選通過できたら、この2日間の良い点を伸ばして、反省点をひとつずつクリアして持っている力をすべて出し切れるようにしていきたいです。良い点はショットがそんなに曲がっていなくて、ラインが出ていること。反省点はパットですね」

不動裕理
「コースコンディションはそうでもないけど、私のミスです。ティショットをバンカーに入れたり･･･、ショットが悪いわけではないんだけど･･･。パッティングもそんなに入っていないし、調子が良くなかっただけですね。収穫はなくて、課題はもともと分かっていたことを再確認できたことです。パッティングが決まっていないし、全部ダメでしょう。日本にはないセッティング、雰囲気は楽しめました。今回でメジャーは最後かも知れませんね。来年は出場する試合も減らすし。毎回そう思ってメジャーには来ているんですけどね」。