ヤニ・ツェンと同組!宮里美香の感じる期待
2011/07/28 08:50
「ウェグマンズLPGAチャンピオンズ」「全米女子オープン」「エビアンマスターズ」と、メジャー2試合を含む直近3試合で連続トップ10入りの続いている宮里美香が、今季女子メジャー最終戦「全英リコー女子オープン」を前にしてその意気込みを語った。
「すごいみなさんの期待があるので・・・」と本人にもそれはひしひしと伝わっている。「うれしいし、やりがいはあるので、マイペースにやって結果が出て良かったなという感じにしたいです」。今季のメジャー大会では“自然体”でいることを目標としている宮里。周囲の期待をどうやりすごして、“自然体”でいるかが、今週のポイントでもある。
この日の練習ラウンドは1番ホールから出て「疲れたので」と14番ホールで終えた。とはいえ、前日はプロアマで18ホールを回っており、事前準備は十分だ。
ロングパットを課題としているという宮里は、「先週は(グリーンが)早かったし、今日は入念にやりました」と、多用することが予想されるパッティングのタッチ確認に多くの時間を費やした。
「あとは風の計算がうまくできればいいと思います。明日は天気が悪いみたいなので、どこまで耐えられるか。ずっと晴れが続いているので、未知の世界になるけど」と苦笑いを見せながらも、大会初日に想いをはせた。
明日はディフェンディングチャンピオンのヤニ・ツェンとモーガン・プレッセルと同組となった宮里。その立場が、すでに去年までとは違う今の立場を物語っている。【カーヌスティ/今岡涼太】