藍、最終日最終組で2度目のエビアン制覇に挑む!
2011/07/24 03:42
2011年「エビアンマスターズ」3日目、ついに宮里藍が単独首位に浮上した。首位と1打差の2位タイからスタートしたこの日、2番(パー3)で幸先良くバーディを奪うと、5番では1m、9番では下り2m、続く10番では5mのバーディパットを沈めて右手で力強くガッツポーズ。
この日のフェアウェイキープ率は14分の13で92.8%。パーオン率も18分の15で83.3%とショットの安定感は抜群。そして最大の強みである高い集中力も健在で、「攻めるところは攻められたし、メリハリをつけられて大きなミスも無かった」と、5バーディノーボギーのラウンドを振り返った。
通算13アンダーとした宮里は、2位に2打差をつけて最終日最終組で残り18ホールへと挑む。「2打差はこのコースではあって無いようなもの。最終組の重圧が掛かる中で、どれだけコントロールできるかだと思う」と、早くも明日の戦いをイメージしていた。
直前の全米女子オープンでは最終日最終組を経験し、09年にはこの大会での優勝経験もある。十分な経験があるだけに、父・優氏は「だから、逆に気負ったらダメ。ここまで来たら思う存分楽しんでほしい」と話し、“冷静さ”を明日のキーポイントに挙げた。