桃子、大きな壁にはね返されて7オーバー
2011/07/08 11:43
「全米女子オープン」初日、7時22分に10番ティからスタートした上田桃子は、13番でティショットをラフに入れると、残り30ヤードとなった3打目のアプローチをショートしてボギー先行としてしまう。
タフなセッティングが施されたコースに各選手が苦しむ中、追い打ちを掛けるように競技委員が上田組のプレー時間の計測を開始する。「その後2ホールくらい立て続けにラフに入ってしまって、(計測が)気になってリズムが崩れてしまった」と上田。
15番で3オン、3パットのダブルボギー。17番(パー5)でこの日初バーディを奪うものの、続く18番で再びダブルボギーとし、前半を4オーバーで折り返す。後半も流れを立て直すことができずに、結局この日は2バーディ5ボギー2ダブルボギーの「78」。通算7オーバーと大きく出遅れる初日となってしまった。
心に波を作らない、平坦な気持ちでメジャーに挑むことを目標としていた上田だが、初日はその課題の難しさだけが浮き彫りとなった。2日目はほぼプレーが無いことが予想される上田。気持ちを切り替えて、第2ラウンドに備えたい。