2011年 ウェグマンズLPGAチャンピオンシップ

桃子、パープレーの初日に「ぽわーんとした感じ」

2011/06/24 10:24
もやもやした状態ながら、イーブンパーでまとめた上田桃子

「ウェグマンズLPGAチャンピオンシップ」初日の上田桃子は、12時26分に10番からティオフ。前半を1バーディ1ボギーで折り返すと、後半は2バーディ2ボギー。通算イーブンパーの暫定33位タイでホールアウトすると、「今日の天気みたいなゴルフでした」と、煮え切らない内容を、雨が降ったり晴れたりする空模様にたとえて振り返った。

朝の練習場は絶好調だったという上田だが、3パットで2度のボギーをたたき、さらにコースに出るとアドレスのアライメントがしっくりいかずに「目線と打ちたいラインが合わなかった」と、時折意図しないショットが出てしまう。

なにより、「(精神的に)波のないゴルフをする」という今週の課題を意識して、感情の起伏を極力抑えたことで、「ガンガン行くべきなのか、決断力というか集中力がない。全体的にぼわーんとした感じだった」と、この一日を形容した。

それでも、「再来週のUSオープンのためにも、今週は4日間こうしようと決めたのでやっていきます」と、あくまでも平坦な精神状態を維持して戦うことを宣言した。【NY州ピッツフォード/今岡涼太】

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