2011年 ウェグマンズLPGAチャンピオンシップ

美香、カップに嫌われ落胆「6アンダーくらい行けた」

2011/06/24 10:25
パットが決まれば・・・。ショットには大きな手応えを持っている宮里美香

今季の米国メジャー第2戦「ウェグマンズLPGAチャンピオンシップ」初日、12時37分に1番ティからスタートした宮里美香は、3番で135ヤードを8Iで1m、続く4番でも105ヤードをPWで1mにつけて連続バーディ。好調な立ち上がりを見せた。

しかし、7番でボギーを叩くと、10番でも1.5mのパーパットがカップに蹴られてボギーとしてしまう。直前の9番、そして11番でもカップに蹴られる不運が続き、宮里の勢いを削(そ)いでいく。それでも11番以降はすべてスコアカード通りのプレーで乗り切った宮里は、通算イーブンパーの暫定33位タイで初日を終え、「後半は踏ん張れました」と胸を張った。

しかし、パットは決まらなくともショットには手応えがある。「ショットは良い感じなので、パットが入ればトップの6アンダーくらい行けたと思う」ときっぱり。「(自信は)あります」と言い切った。

最終18番のバーディパットもカップをなめた宮里は、ホールアウト直後に雷雲接近のために競技中断となり、練習もできないことに。「今日はこういう日なのかな」と苦笑いで会場を後にしたが、明日は明日の風が吹くはずだ。【NY州ピッツフォード/今岡涼太】

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