2011年 ウェグマンズLPGAチャンピオンシップ

「良い成績を残したい」野村敏京、初の米メジャーに意欲

2011/06/23 10:30
アプローチとパターが鍵になるという野村敏京はグリーン周りを入念にチェックした

先週、国内女子ツアーの「ニチレイレディス」に出場した野村敏京は、明けた月曜日に日本を発って火曜日にアメリカへ到着。その日は宿舎で休むと、翌水曜日の早朝にコースに来て9ホールをラウンド。日中はプロアマ戦が行われていたために練習場で過ごし、夕方になって再び残り9ホールをラウンドした。そして、大会前日は再び18ホールを回るという最終調整。体力的な不安はないというものの「時差ぼけがあって、ラウンド中に眠くなりました」と苦笑いを見せた。

今年は米国下部のフューチャーズツアーで優勝を飾ると、日本でも「中京テレビブリヂストンレディス」でプロ転向後の国内初戦ながらも堂々の逃げ切り優勝。勢いにのる18歳は、「(メジャーだからといって)ドキドキすることはないけど、良い成績を残したいと思います」と冷静に抱負を話した。

「ティショットはラフに入らないように攻められたらいいし、2打目はグリーンが小さいけど、アプローチがうまければ大丈夫だと思う。今週はアプローチとパターの勝負になると思います」と野村。試合に出るときは必ず優勝を目標にするという野村は、「みんな優勝が目標じゃないですか?」と当然といった様子で笑った。【NY州ピッツフォード/今岡涼太】

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