2011年 ウェグマンズLPGAチャンピオンシップ

初メジャーVへ挑む上田桃子「ペースを一緒に」

2011/06/23 10:11
明るい表情で練習ラウンドを行った上田桃子。少し長めの視野で今大会へと挑む

直前の「ステートファームクラシック」では予選落ちを喫してしまった上田桃子だったが、「ウェグマンズLPGAチャンピオンシップ」前日の練習ラウンドは、明るい笑顔の中で行われた。

昨日、一昨日とショットの調子が良くなかったという上田だが、昨日は練習を早めに切り上げて宿舎でゆっくり休むと、この日は体も軽くなりショットも復調。6時間に及ぶ車移動による疲れと、睡眠不足を一気に解消し、心も体も晴れ晴れとした様子を見せた。

コースはメジャー仕様でフェアウェイは狭く、ラフは深い。また各ホールを木がセパレートしており、球筋のコントロールも重要となってくるが、「去年よりドローが強くないので、練習ラウンドしていてもすごく打ちやすかった」と、スイング改造による効果も実感している。

国内海外を通じてメジャータイトルに届いていない上田は、「ペースを一緒にすることが大事」と1日、そして1週間を通して気持ちを一喜一憂させないで冷静沈着でいることを課題にあげた。【NY州ピッツフォード/今岡涼太】

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