2011年 ショップライトLPGAクラシック

野村敏京、首位に6打差で最終日へ/2日目コメント集

2011/06/05 11:09

米国女子ツアー「ショップライトLPGAクラシック」2日目、日本勢最高位の10位タイからスタートした宮里美香は、序盤の2番で3パットのダブルボギーを叩くなど「ドタバタのゴルフだった」と振り返る内容で、通算2オーバーの47位タイに後退。代わって、30位タイからスタートした野村敏京が3ストローク伸ばし、通算2アンダーの14位タイに浮上。米ツアー2試合連続の予選突破を果たし、日本勢最高位に浮上して明日の最終日を迎える。

海外選手にも見劣りしないショットの飛距離は、米ツアーでも健在だ。前半9番(パー5)では、残り225ヤードの2打目を3番ウッドで2オンに成功。5メートルを沈めてイーグルを奪ったほか、3番、最終18番のパー5でも確実にバーディを奪い、上位浮上へと繋げた。ホールアウト後、「(首位が)6アンダーか7アンダーだったら優勝できる」と勝算を計っていた野村だが、8アンダーのクリスティ・カーを6打差で追う最終日。優勝争いの一角に食い込むことができるか。

宮里藍
<2ストローク伸ばし、通算イーブンの29位タイに浮上>
「すごくリズムの良いラウンドだったと思う。途中で2連続ボギーがあったけど、パットは自信を持ってしっかり打てているし、難しいアプローチも上手くしのげ、気持ちを途切させることなく回れた。このままチャンスをものにしてメリハリをつけてやれば、まだまだ上位に行けると思う」

宮里美香
<10位タイから47位タイに急降下>
「3パットをしないことが目標だったのに、最初(2番)でそれをやってしまった。気持ちは切り替えたけど、ショットはピンに絡まなかったしパットも決まらないドタバタなゴルフだった。明日は自信を持って、悔いのないゴルフをしたい」

上田桃子
<6個のバーディを量産し「67」をマーク、20位タイに浮上>
「昨日はキャディさんとうまくコミュニケーションが取れず、凄くストレスになったので、きょうはとにかく楽しむことを心がけた。昨日は、本当に一言も話さなかったので、今日は極力たわいもない話をするようにした。今日はすごく良いコミュニケーションが取れていたし、自分が打ちたいイメージに集中できていた」

2011年 ショップライトLPGAクラシック