藍は36位に後退「どこか1つでも入っていれば・・・」
2011/04/02 12:46
「クラフトナビスコチャンピオンシップ」2日目を、1アンダー18位タイで迎えた宮里藍。午後スタートだった初日は、刻々と硬さを増すグリーンに対応できず、ショットやアプローチでグリーンをオーバーする場面が目立った。この日は午前スタートとあり「グリーンは昨日よりも軟らかかった」と振り返るものの、今度はパットに苦しむ1日となる。
「ラインは合っているが、距離感が合わなかった」。スタートホールの1番では、1.5メートルのパーパットを外してボギー。2番でバーディを取り返すが、その後も5番、6番、7番とバーディチャンスを決めきれず、8番では3パットのボギー。以降17番まで2バーディ、3ボギーと耐え忍んだが、最終18番パー5では再び3パットで痛恨のダブルボギー。30パットが響いて3ストローク落とし、通算2オーバーの36位タイに後退した。
「どこか1つでもパットが入れば、流れは変わったと思う。欲を言えば、もっと伸ばしておきたかったですね」。比較的スコアを伸ばしやすい午前スタートだっただけに、悔しさを滲ませていた。首位とは11打差と大きく離されたが、まだまだ上位進出への意欲は失せていない。「上を見るよりも、自分がどのようなプレーができるか。こういう時こそ自分のゴルフをしなくてはいけない。まだ2日あるし、自分のゴルフができれば上位に食い込めると思う」。決勝ラウンドでの巻き返しに期待したいところだ。