2011年 クラフトナビスコチャンピオンシップ

藍「びっくりするほど硬い」グリーンに苦戦

2011/04/01 12:18
硬いグリーンに悩まされ続けた宮里藍。それでも1アンダーとまずまずの滑り出しを見せた

真夏のような強い日差しが照りつけた「クラフトナビスコチャンピオンシップ」初日。時間の経過とともにグリーンの硬さは増していき、午後スタートの選手たちはその対処に神経を使うラウンドが続いた。13時10分スタートの宮里藍もその1人。「先週に続き、良いショットのリズムで打てていた」と好調なスイングをキープするも、止まりにくいグリーンに苦戦を強いられる。

前半の11番、12番と連続バーディ。2アンダーで前半を終えるが、「グリーンの硬さが全然違った」という後半。4番でボギーを叩くと、8番パー3では「申し分ないショットだった」というティショットも、グリーンの硬さにスピンが効かず、ピンをオーバーしてボギー。スコアメイクがままならない展開が続いた。

それでも最終9番パー5では、3打目のアプローチをピン奥1メートルに寄せてバーディフィニッシュ。この日3バーディ、2ボギーと、苦しみながらもアンダーパーに戻して初日を終えた。「内容はすごく良かった。グリーンの真ん中を狙ってパー狙い、というゴルフもできていた」と、プレー内容には及第点。だが、「びっくりするほど硬かった」というグリーンの状態が誤算だったようだ。

明日は8時28分の午前スタートとあり、グリーンの硬さがピークを迎える時間帯は避けられる見込み。「今日みたいに、ちょっとした時間の違いでグリーンは変わってくると思う。明日、朝のうちに自分のプレーができれば、まだチャンスはあると思います」。内容的な不安は見当たらないだけに、明日のプレーに期待が高まる。

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