藍がタイトルを渇望「いつも夢に見ている」
2011/03/31 11:10
4月1日(木)に開幕する米国女子ツアーメジャー初戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」。プロアマ戦に出場した宮里藍はホールアウト後に公式会見に呼ばれ、海外と日本メディアを前に、明日から始まる本戦への意気込みなどを語った。
今大会では恒例となっている、優勝者が18番脇にある池に飛び込むセレモニー。「日曜日の18番で、水(池)に飛び込むことをいつも夢に見ています」と、今大会への想い入れの強さを表現した。
海外メディアはやはり大震災への関心が高く、関連した質問も多く聞かれた。「私が今できることは、良いプレーをして日本の人々に笑顔を取り戻してもらうこと」。今週、宮里美香と上田桃子の3人で立ち上げたスローガン『まけるな日本』のバッジをロッカールームに大量に置き、他の出場選手たちへの呼びかけも積極的に行っている。「メジャーだし、(バッジが)映る機会も多いと思う。私も、皆さんの目に留まるように頑張りたい」。
その上で、「気負い過ぎないように、自然体でプレーすることがテーマ。自分のペースでできれば、結果はついてくると思う」と、これまでのスタイルを崩さないことを課題に挙げる。逸る気持ちを抑え、いかに心を静めてプレーできるか。今週の成績を左右する、1つのポイントになりそうだ。