有村智恵が今季初戦「オフの成果を試したい」
2011/02/22 20:19
2月24日(木)から4日間、シンガポールのタナ・メラCCで米国女子ツアーの第2戦「HSBC女子チャンピオンズ」が開催。日本勢では宮里藍、上田桃子、宮里美香が前週の「ホンダLPGAタイランド」に続いて出場。さらに有村智恵が2011年の初戦を迎える。
20日にシンガポール入りした有村は21日に18ホールを練習ラウンド。22日は強風の吹くコースを9ホールまわり、その後は練習場で調整した。
昨季は1勝にとどまり、このオフは体力強化を狙って1月に恒例の宮古島合宿を敢行。さらに2月上旬から米国フロリダ州オーランドにあるレッドベター・ゴルフアカデミーで3週間トレーニングを積んだ。スイングでは体重移動を改善し、グリップも試行錯誤を続けている。それだけに「このオフはいろいろと取り組んで、修正してきたところはたくさんある。それを試合にどう出していくのか試したい」と実戦が待ち遠しい。
昨年までの海外メジャーへの出場や、このオフの多忙な時間は有村をたくましくさせた。「移動も大変だと思わなくなった。ここまで来る5、6時間(のフライト)もすぐでした。時差ボケも少しあるけど楽しみのほうが大きい。アメリカの試合に慣れてきて2、3年目から本当の実力が出ると思う。慣れてきた中でどうプレーできるのか試してみたい」と充実感たっぷり。好スタートに期待がかかる。