2026年 NW アーカンソー選手権

超高額賞金の最終戦、メジャー切符…世界ランク350位からの“下剋上V”で西村優菜が勝ち取ったもの

2026/09/28 11:24
世界ランク350位からの優勝で得たものは大きい

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by P&G 最終日(27日)◇ピナクルCC (アーカンソー州)◇6438yd(パー71)

西村優菜が米ツアー4年目で待望のタイトルをつかんだ。ポイントランキング(PR)115位に沈んだ昨季は2022年以来の最終予選会に回り、ボーダーライン上で限定的な出場資格を獲得。今季もここまでPR103位と苦戦を強いられていた。

大会前の時点で西村は世界ランク(WR)350位。今季、最もWRが低かった優勝者は7月「ISPS Handa スコットランド女子オープン」のジェニー・シン(韓国/98位)。23試合目にして、WR“3ケタ”の選手が優勝する初めてのケースとなった(ダブルス戦のダウ選手権を除く)。

シーズン最大の“下剋上V”で得たものは大きい。PR36位へジャンプアップを果たし、60位までが出られる最終戦「CMEグループ ツアー選手権」(11月19日~/フロリダ州ティブロンGC)の切符を手中に収めた。賞金総額1100万ドル(約17億3500万円)が懸かるエリートフィールドに、ルーキーだった2023年以来3年ぶりにカムバックを果たす。

少なくとも2028年までは、ツアー優勝者(過去2シーズン)に与えられる上位の出場資格「カテゴリー4」で戦うことが可能となり、3度目の最終予選会を心配する必要は当面なくなった。また、過去2シーズンの優勝者が出られる2027年2月の開幕戦「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」(フロリダ州レイクノナG&CC)初出場も決まった。

5大メジャーのうち「シェブロン選手権」「全米女子オープン」「KPMG全米女子プロ選手権」「アムンディ エビアン選手権」の4大会は前年の米ツアー優勝者に当てはまる出場資格を設けている。“例外”といえる「AIG女子オープン(全英女子)」については、PR35位以内でシーズンを終えれば、出場権を得られる見込みだ(いずれも今季実績に基づく)。

2026年 NW アーカンソー選手権