世界ランク1位のオチョア、28歳の若さで引退
2010/04/21 10:52
女子ゴルフの世界ランキング1位に君臨するロレーナ・オチョア(メキシコ)が20日、現役を引退することが分かった。引退理由については、23日にメキシコ市で開かれる会見で明らかにするという。
07年からおよそ3年間に渡り世界ランク1位の座をキープし、08年に引退したアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)から女王の座を引き継いだオチョア。28歳という、年齢的にも絶頂期を迎えようとしている中での引退だけに、ゴルフ界にも衝撃が走っている。
オチョアは06年に6勝し、初の賞金女王を手に。その後も07年に8勝、08年には7勝を挙げ、3年連続で賞金女王のタイトルを獲得してきた。通算成績は、メジャー2勝を含む27勝。若き女王として、ツアーの牽引役を担ってきた。
オチョアは昨年の12月に結婚。夫には前妻との間に子供がおり、今回の引退は家庭生活を優先させたためとも推測されている。