FWキープ率35.71%「ちょっと荒れすぎ」 渋野日向子は約4カ月ぶりの2戦連続予選落ち
◇米国女子◇ザ・スタンダード ポートランドクラシック 2日目(14日)◇コロンビア・エッジウォーターCC (オレゴン州)◇6541yd(パー72)
ラスト2ホールを迎えた時点でカットラインは通算3アンダーだった。2アンダーでプレーしていた渋野日向子にとってはバーディ必須の状況。しかし、17番は深い右ラフにつかまり、18番は大きく左に巻いて木を直撃。1Wショットの乱れから、アプローチでパーを拾うのが精いっぱいだった上がり2ホールのプレーに「悔しいですね」と小さく声を絞り出した。
伸ばし合いが展開されるコロンビア・エッジウォーターCCは短いクラブでグリーンを狙えるホールが少なくない一方、ティショットに関してはタイトな林間コースでもある。とはいえ、フェアウェイキープ率35.71%(5/14)には「ちょっと荒れすぎっすね…」ともどかしさがにじむ。
ドライビングディスタンスは、3アンダー「69」で回った初日の237ydに対し、1オーバー「73」の2日目は262ydを記録した。気温も上がる午後組のプレーで身体がよく動き、振れている感覚もあったが、「ブレブレでしたね」。組み立ての部分で安定感を欠き、出だし6ホールで3ボギー(1バーディ)とつまずいた。
取り返すチャンスはあった。2打目をグリーン手前の花道まで運んだ7番(パー5)は、パターで手前に切られたピンを狙える絶好のアングルからイーグルトライが2m強オーバーした。「パンチが入った感じ」と悔やむシーンに続き、返しのバーディパットは緩んで左へ。思わず自らへの怒りがあふれた。後半10番(パー5)をきっちり獲ってからはスコアが停滞。立て続けに好機を逃した12番(パー5)と13番(パー3)も重苦しい雰囲気に拍車をかけた。
結局、4アンダーまで上がったカットラインには2打届かなかった。2試合続けて週末に残れなかったのは、3月から4月にかけて日米ツアー4試合連続で予選落ちを喫して以来のこと。「早く切り替えたい」と練習場に向かい、次週「CPKC女子オープン」(カナダ・ロイヤルメイフェアGC)での挽回に備えた。(オレゴン州ポートランド/亀山泰宏)