「ツインズからいい刺激」でバーディ締め 古江彩佳&西村優菜は今季ベストの5位
◇米国女子◇ダウ選手権 最終日(14日)◇ミッドランドCC(ミシガン州)◇6301yd(パー70)
同組で回る岩井千怜の鮮やかなバーディ締めが、負けず嫌いの古江彩佳に火をつけた。ピン右奥5mから決めたパッティングを見て、「先に決められて。『私も入れたい』って。(岩井)ツインズと回っていい刺激があった」と2学年下の双子ペアに負けじと3mのフックラインを沈めたバーディパットを誇った。古江と西村優菜ペアは、各自の良い方のスコアを採用するフォアボールで7バーディ「63」と伸ばし、通算12アンダー5位でダブルス戦を締めた。
2位から出た3日目のフォアサム(1つのボールを交互に打つ)でスコアを落とし、7位に後退した古江と西村は、1つでも多くのバーディを獲ることだけを考えてティオフしたという。「何か戦略を変えるフォーマットでもないし、どんどん獲っていかないといけないって」。出だしの1番で古江がバーディパットを沈めると、3番(パー5)、7番(パー3)と着実に伸ばし続けた。
後半に入っても勢いを継続する。古江が10番で2m弱のチャンスを決めると、11番(パー5)では西村が117ydからPWでピン横30センチに絡めるなど12番まで3連続バーディを奪った。西村は「すごく良い感覚のショットで。チームの流れとしては(9番のチャンスを逃して)ちょっと悔しいなというところで10番で獲ってくれて。それが後半のリズムに繋がった」とこの日のキーポイントを挙げた。
今大会での5位は、ともに今季ツアー最高位。古江は2月の開幕戦「トーナメント・オブ・チャンピオンズ」を9位で滑り出しながら、米ツアーでは以降トップ10に入れていなかった。西村の今季最高位は3月「ファウンダーズカップ」での27位。最後のトップ10は2024年5月「みずほアメリカズ・オープン」(7位)まで遠ざかる。
次戦はともに18日(木)開幕の「マイヤーLPGAクラシック」(ミシガン州ブライズフィールドCC)に臨む。とくに昨年Qシリーズ(予選会)を突破して今季の出場権を得た西村は、1カ月後に控えるメジャー第4戦「アムンディ エビアン選手権」(フランス/エビアンリゾートGC)への出場に向けて正念場。大会前の時点では控え選手の20番目で、フィールド入りには次週でのポイント加算も必須となる。それだけに、今週5位によるポイントランク131位から95位への浮上は大きい。
ジュニア時代からよく知る古江と4日間を戦った西村は、「ほれぼれするゴルフを見せてもらった。すごく吸収できるところがたくさんあった」と感心しきり。最終18番は自身のバーディパットを打てずに終わったが、ショートサイドを攻めたショットは手ごたえ十分。「カップに向かって打てた良いショットを来週にも繋げたい」と語気を強めた。 (ミシガン州ミッドランド/石井操)