お互いの共通点探しから始まった原英莉花×櫻井心那 チーム名は「アメジスト」
◇米国女子◇ダウ選手権 事前(10日)◇ミッドランドCC(ミシガン州)◇6301yd(パー70)
ツアールーキー同士の原英莉花と櫻井心那のチーム作りは、互いの共通点を探るところから始まった。1998年度生まれの原が2003年度生まれで5歳下の櫻井に声を掛けてタッグを結成。これまでは挨拶を交わすぐらいの間柄だったが、開幕2日前に夕食をともにするなどして戦略を練ってきた。
チーム名は「アメジスト(Amethyst)」に決めた。16タイプに分かれる性格診断(MBTI)、血液型、好きなものなどから同じものを探して、最終的に同じ2月生まれということで誕生石をピックアップ。大会3日目に流す曲はディズニーのアニメ「アナと雪の女王」の挿入歌である「生まれてはじめて」にした。
原は「2人とも“アナ雪”が好きだし、ココナッツ(櫻井)が『ギターを弾きながら歌ったりします』って言うので。アメリカでも盛り上がるかなって」と説明。選曲した櫻井は「ルーキーだし、初めてというのもあるから」と初出場にかける思いをにじませた。
大会初日は1つの球を交互に打ち合うフォアサム。平均飛距離は260yd~270yd、球筋はともにフェーダーで、ボールは普段キャロウェイ製の原が櫻井の使うタイトリスト製に合わせる。原は「タイトリストは(普段のよりも)硬いですね」と感じながら「思ったより捕まらない感じがするけど、逆に言うと左に捕まる球が少ない。慣れればいける」と早々に決断したという。
2人とも先週のメジャー「全米女子オープン」に出場できなかった。無念のオフを過ごした原は「(悔しさを)引きずっていたけど、気持ちでゴルフをしちゃうタイプ。引きずっていたらいい球は出ないし、つまらなくなる」と気持ちを切り替えて来た。ともに個人戦にはないプレッシャーも楽しみながら、ツアーに新風を吹き込む。(ミシガン州ミッドランド/石井操)