キャディが兄弟同士 勝みなみと古江彩佳が同組で上々のスタート「2人はメチャクチャ仲いい」
◇米国女子◇JMイーグルLA選手権 初日(16日)◇エルカバレロCC (カリフォルニア州)◇6679yd(パー72)
古江彩佳のキャディを務めるマイク・スコット氏と勝みなみのバッグを担ぐジョナサン・スコット氏は兄弟。今週は、その2人の“ボス”が予選ラウンドで同組になるというちょっと珍しいペアリングになった。勝が「メチャクチャ仲いいです」と証言する兄弟仲について、古江も即答で同意。「マイク(兄)がジョニー(弟)のこと、大好きなんですよね。(そのおかげもあって)気楽に回れました」と笑顔で話した。
5アンダー「67」で14位スタートの勝は、7バーディ(2ボギー)を奪う攻撃力に加えてディフェンスでも見せ場を作った。3バーディ先行で迎えた折り返しの9番(パー3)、ティショットがグリーン左奥にこぼれた。ボールが浮いているライで、スイングスピードが速すぎるとクラブが下をくぐってしまう状況。あえてゆっくり目に振り、フェースに球が乗る時間を作り出したロブ気味のアプローチで強烈な下り傾斜を3mのオーバーにとどめてパーで切り抜けた。
3打目のライが悩ましかった後半11番(パー5)でボギーをたたいた直後に2連続バーディを取り返すなど、ソフトなグリーンコンディションをしっかりと攻め抜いたプレーに手応えがにじむ。「(午後組の)あしたは基本的に耐えるゴルフになるかなって思うんですけど、頑張ってスコアを伸ばして上位に行けるように」と伸ばし合いに食らいついていく。
先に2ボギーを喫した古江も3アンダー「69」でカムバックに成功した。フェアウェイからのショットでも逆目のライに苦しみ、ピンチを招く場面が散見。10番ではダイレクトには寄りそうにないガードバンカーから、ピン奥の強い傾斜を使って戻すイマジネーションあふれたショットを披露。「やるしかないっていうところについてしまうところもあった。コースをうまく使いながらできた部分もあった」とホッとしたように振り返る。
11番は好感触を残した3打目がピンに当たり「もう最悪だ…」という胸中が悔しそうなリアクションに表れたが、何とか同じ面から打つことができた5mを沈めてバーディを奪った。「出だしを60台で回れたのは良かった。ドライバーの曲がり幅が大きい感覚があるので、練習して、解明して、直していけたら」。40位につけるまずまずのスタートにも、しっかりと課題に目を向けた。(カリフォルニア州ロサンゼルス/亀山泰宏)