2026年 HSBC女子世界選手権

模索の続く吉田優利がフィールドベスト 「少しずつ改善している」

2026/02/28 18:07
初出場の吉田優利がフィールドベスト「68」をマークした

◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 3日目(28日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6793yd(パー72)

2つ伸ばして迎えた前半18番、吉田優利の2打目は右手前のガードバンカーに入った。ピンが近い上に、「埋まってはいないけど少し“目玉”」という難しいライ。それでも、ウェッジで振り切った3打目はピンまで3mほどに止まり、パーにつなげて流れを切らさなかった。

淵が近い上にピンまでの距離も近いバンカーショットだった

前日までの2日間はウッド、アイアン、パターと全クラブにおいて「(構えた時に)気持ち悪く感じるところでミスが出やすいというのが顕著に出ていた」と、わずかな違和感が伸び悩みを招いていた。アイアンではヘッドが手前気味に入る場面も多かったが、ラウンド後の調整により納得の感触に近づきつつあった。「気持ちよく構えられないところでも、しっかり狙ったところに打てるぐらいのスイングに直した」という。

当地では2018年「アジアパシフィック女子アマ」でプレー(10位)しており、同年代の強敵たちとタイトルを争った。25歳になって同じ舞台に戻ってきた今大会は、世界ランキング上位など72人が集う最高レベルのエリートフィールド。その中で6バーディ、2ボギー、この日ベストに並ぶ「68」のスコアを出せた。

地道な練習を重ねることが成長につながると信じて

「今週はすごく失敗が多いけれど、やりながら少しずつ改善していっていると思う」。2度の最終予選会(Qシリーズ)突破を経て迎えた米ツアー3年目も、地道な練習を重ねた先に進化があると信じて模索を続けている。

最終日も伸ばしていく

58位スタートから通算1アンダーの36位までポジションを上げた。首位と10打差で向かう最終日は、さらに浮上して上位に食い込みたいところ。初日の2ダブルボギーを含む「76」の出遅れが悔やまれるが、「もう伸ばすだけ。初日の分を取り返せるように、明日ももっと上を目指してプレーしたい」と巻き返しを誓った。(シンガポール・セントーサ島/石井操)

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