LPGAツアー「ケロッグ・キーブラー・クラシック」プレビュー
2004/06/03 09:00
1年と1週間前、2003年5月22日にアニカ・ソレンスタムはPGAツアー「バンク・オブ・アメリカ・コロニアル」参戦でスポットライトの中央にいた。女子プレイヤーとして45年ぶりに男子ツアーの大会に挑戦したアニカ。残念な予選落ちではあったが、誰もがアニカを世界ナンバー1女子プレーヤーだと認める素晴らしいプレーを披露した。
前代未聞の大騒ぎから10日後、アニカはLPGAツアーの「ケロッグ・キーブラー・クラシック」で、さらにレベルの高さを見せ着けた。初日に62をマーク。そのまま流れに乗り、最終日を2位以下に2打差をつけてスタートしたアニカは、残り6ホールという時点でリードを7打差にまで広げる勢いを見せた。終盤に2連続ボギーを叩いてしまったが、充分すぎるリードのおかげで、キャリア44勝目のLPGAツアータイトルを手にした。
先週の「コーニング・クラシック」は練習ラウンドという下見抜きで、9年ぶりのコースを難なくプレーし、優勝したアニカ。勢いに乗ったまま、今週は連週&連覇が期待できそうだ。