2025年 ショップライトLPGAクラシック

「しとかんといけん」かった予選通過 渋野日向子はバーディ締めで最終日滑り込み

2025年 ショップライトLPGAクラシック 2日目 渋野日向子
粘り強くプレーし予選を通過した渋野日向子

◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシック by Acer 2日目(7日)◇シービュー ベイコース(ニュージャージー州)◇6263yd(パー71)

午後になって降り始めた雨は、後半1番を終えたところで一気に強まった。カットラインが気になる65位からスタートした渋野日向子は前半11番でバーディ発進も13番から2連続ボギーをたたき、17番でスコアを戻して通算イーブンパーのまま折り返した。

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2025年 ショップライトLPGAクラシック 2日目 渋野日向子
大西洋が望めるコース。小さな虫たちが攻撃してくる

2日間で難度1位の2番ホール。第2打地点に来たところで、大雨による一時中断を告げるホーンが鳴った。「虫も多いし、『ここで鳴るのかー』と思ったけど、セカンドショットを打つ前で良かった」

大西洋に近いコースに生息する小さな虫は、場所、ゴルファーのタイミングを問わず大量に飛び回る。雨天時も変わりなく襲われたが、渋野は再開後も気を緩めることなく、このホールをパー。5番でピン手前から2m強を沈めてバーディにした。

2025年 ショップライトLPGAクラシック 2日目 渋野日向子
前半は長いパッティングのタッチがなかなか合わなかった

「入ってほしい微妙な距離をちょこちょこ外したところもあるけど、5番こそ入ってくれて良かった。前半は散々だったロングパットの距離感も、その後はちゃんとタッチを合わせられた」

予選通過圏外にいながら、手応えをつかんで迎えた最終9番(パー5)は3打目で2mのチャンスを作りバーディで締めくくった。「リーダーボードがあって、『あと1つ入れとかんと(いけない)』って。同組の選手(アルベイン・バレンズエラ)が同じ1アンダーで、その子が入れて、後に続きたい」と強い気持ちでパットを沈めて4バーディ、2ボギーの「69」。カットライン上の2アンダー52位で決勝ラウンド進出を決めた。

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2025年 ショップライトLPGAクラシック 2日目 渋野日向子
あしたもプレーできる

前週はメジャー「全米女子オープン」で優勝争いを演じ、7位で終えただけに勢いを止めるような予選落ちは回避したかった。

「(決勝進出を)しとかんといけんな、とはやっぱり思っていた。きょうは本当に伸ばすだけと思ってプレーして、最後まで引きずりましたけど、とりあえずあしたもプレーできるのは良かった」と、ひと安心。ラスト18ホールに向けて「パッティングでショートするのが多いので、もうちょっとしっかり打ちたい。あとはパー5でバーディを獲れるように頑張りたい」と話した。(ニュージャージー州ギャロウェイ/石井操)

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