2025年 みずほアメリカズ・オープン

古江彩佳が1年半ぶりの予選落ち 意地のバーディ締めで「全米女子OP」へ

2025年 みずほアメリカズ・オープン 2日目 古江彩佳
米ツアーで1年半ぶりの予選落ち

◇米国女子◇みずほアメリカズ・オープン 2日目(9日)◇リバティーナショナルGC (ニュージャージー州)◇6690yd(パー72)

ゴルフをやっている以上は仕方がない。それでも、この日の午前中に降り続いた雨はちょっと「アンラッキー」と感じずにはいられない。午前8時32分にティオフした古江彩佳は、4バーディ、5ボギー「73」で回って通算イーブンパー57位。カットラインに1打及ばず、昨年6月のペア戦「ダウ選手権」を除く米ツアーの個人戦では2023年11月「アニカ driven by ゲインブリッジ」以来の予選落ちとなった。

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2025年 みずほアメリカズ・オープン 2日目 古江彩佳
雨で思うようなプレーができなかった

ツアーが発表したこの日の雨量は24時間で「1インチ」。文字通り、バケツをひっくり返したような土砂降りを「対応しきれないくらいの雨」と振り返った。後半になるにつれて雨は収まってきたものの、ぬかるんだフェアウェイからセカンドショットを打たなければならないシーンも少なくない。

3番で2打目をグリーン奥に外し、4番(パー3)も左手前にショートして2連続ボギーが先行した。8番からも2連続ボギーで前半「40」。「ちょっと悔しかったけど、仕方がなかった」と後半へ気持ちを切り替えた。

「ショット自体は悪くないと思いながらラウンドは出来ていたので、晴れた分、ウェットな状態は続いていますけどコンタクトがしやすかった」と10番(パー5)は3打目のアプローチを1m強に寄せ、11番(パー3)もピンに絡めるショットで2連続バーディを奪った。

17番を終えて通算1オーバーで最終18番へ。「気楽にっていう感じで。自分ができることを信じるだけだと思って」最後のティショットを打った。グリーンでは出球は思ったよりも左に出たが、「けっこう曲がる、スライスの下り」のロングパットを流し込んでバーディフィニッシュ。「タッチが合えば良いかなっていう感じで、入れに行けるラインではなかった。入ってくれてラッキー」とキャディとグータッチで締めくくった。

2025年 みずほアメリカズ・オープン 2日目 古江彩佳
18番をバーディで締めてグータッチ

米ツアーでは実に1年半ぶり、しかもホステス大会での予選落ちに悔しさは残るが、自分のゴルフへの自信は揺らいでいない。「ショット自体は自信を持って打ててきていると思う。信じながらまた4日間戦えるように、上位争いができるように頑張ります」。次戦は3週後の「全米女子オープン」(ウィスコンシン州エリンヒルズ)。シーズン2戦目のメジャーに向かう。(ニュージャージー州ジャージーシティ/谷口愛純)

2025年 みずほアメリカズ・オープン 2日目 古江彩佳 ハイライト
2025年 みずほアメリカズ・オープン 2日目 古江彩佳 ハイライト
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